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銀座 松屋にて
Bilberryのアイテムが
ご覧いただけるようになりました

Bilberryがジーンズ作りにおいてもっとも大切にしたこと。それは個性を持った、あるいは持ちたい人に選ばれるジーンズを作ること。均一的なファストファッションブランドとは一線を画したものに身を包みたい、と考える人に選ばれること。

そしてBilberryを選んでくれた人の魅力が、さらに増すこと。

我々はBilberry的「魅力的な男性」を元に、3つのことを念頭に置いて開発に取りかかった。

①無骨さと上品さの両面を持ち合わせていること
②スタンダードでありながら時代遅れにならないこと
③スタイルは良く見えるが若作りには見えないこと

この相反する側面を持つ3つのテーマを具現化するために、我々は日本屈指のジーンズメーカー、神奈川県平塚市のsaabさんと綿密な打ち合わせを重ね、Bilberry Jeansに様々な「小技」を仕掛けたのだった。

4タイプのジーンズ
それぞれのシーンに合わせて
異なるデニム生地を採用

まず触れておきたいのは、Bilberryのジーンズに使用しているデニム素材は、独自に開発したものではない。それは一部の人しか着用できない高価格なジーンズになることを、我々が望んではいないためだ。また、この時代星の数ほどあるデニム素材の中から的確に選ぶ方が、独自で開発するよりも高品質に仕上がる可能性が高い。
Bilberryは4タイプのジーンズの着用シーンに合わせ硬さ・厚み・色落ち感などを考慮し、最も適正と思われるデニム生地を選んでいる。

適材適所に
オリジナルの材料を

ジーンズの製作には、デニムの他に当然ながら糸・ファスナー・ボタン・リベット・革・裏生地などなど多くの材料が使われている。その材料それぞれに形状・太さ・色・艶感・柄・重さなど挙げればキリがないが違いがあるもの。
Bilberryのジーンズ開発にあたっては、これら材料の選択に多くの時間を費やしたのはもちろん、手付けボタン・ドーナツボタン・リベットはオリジナルで作成。
こだわりの証として、Bilberryのアイデンティティとして、全てのジーンズに刻印されている。

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すっきり綺麗に
テーパードにこだわる

本来デニムブランドというと、スキニー・スリム・ストレート・ワイドなど、多くのシルエットを展開するもの。しかしBilberryでは4タイプのジーンズ全てがテーパードシルエットである。これは我々が、どんなスタイル、ファッションにも馴染むためであると同時に、背伸び(体型にムチをうってスキニーを履いたり)せずに自由でいられるシルエットだと考えるからである。本来ファッションは自由なものであり、トータル的に最もふさわしいカタチとしてBilberryではテーパードを採用しているのだ。

通常20程度で済むところ
40以上にも及ぶパーツ数

Bilberryのジーンズでもっとも特徴的なのは、細部に施された手の込んだつくりである。例えば写真の1229モデルのベルト帯。腰部分がVカットになっているが、一般的なジーンズのようにまっすぐであればパーツは1つで済む。ところがこのVカットにするため、左右・裏表でパーツは4つとなり、それを縫い合わせる作業も当然増えることとなる。
この部分に限らず、Bilberryのジーンズの特徴的な部分のひとつであるポケットについても、仕立てパンツのように両玉縁・片玉縁の仕様にすることで格段にパーツと手間が増えている。モデルによっては通常20程度で済むパーツ数が40以上にも及んでいるのだ。
しかしながら、このような細部に手間をかけることで、ジーンズの表情が豊かになり、履く人の小粋なセンスが光ることとなるのである。